自主防災リーダー養成講座

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防災心理セミナー開催 平成28年2月14日(日) 19:00~21:00 渋川市公民館講堂 35名ほど参加

The study(or Training) of voluntary organization for disaster prevention.

英語だと上記のように言うのでしょうか。

渋川市は、日本最大規模の榛名山から利根川を越え赤城山鈴が岳に至る地域にあります。

特に渋川市街に近いところで過去の火砕流によって被害に遭った遺体も発見されるような状況にある市であり、観光地伊香保温泉には日本人だけでなく外国人旅行者も年間2000人を超える方が訪れます。

この講座は、災害発生時に地域リーダーとして積極的に活動できる人材を育成するためのものです。

渋川市防災安全課主催の自主防災リーダー養成講座(上級)は次の予定で行われます。

なお、自主防災リーダー養成講座(初級)・自主防災リーダー養成講座(中級)は既に実施済みで、中級修了者のみが上級講座を受講できます。

第1回 平成28年1月27日(水)19:00~21:00 渋川市役所第二庁舎203階儀室または204会議室(※204で実施済)
「防災リーダーとして必要な知識について学ぶ」

第2回 平成28年2月3日(水)19:00~21:00 渋川市役所第二庁舎203階儀室または204会議室(※203で実施済)
「避難所運営訓練(HUG)を通じて災害を学ぶ」

第3回 平成28年2月10日(水)19:00~21:00 渋川市役所第二庁舎203階儀室または204会議室(※204で実施済み)
「災害図上訓練(DIG)を通じて災害を学ぶ」

状況の変化に応じて、どのような措置がとれるか、行政センターへの連絡、他の自治会への連絡と協力要請、警察・市役所・消防等への連絡、
災害弱者に対する対応のため、民生委員の協力のとりつけ。電話が使えるか。防災無線は使えるか。ケガの応急措置のできる看護師や現職
又は退職後の養護教諭の協力は得られるか。状況の変化に応じて、措置を決定し、周知しながら迅速な決断を迫られる。
避難場所は使えるか、避難所は使えるか。自主防災リーダーと自治会長、行政機関との連携はどうか。6人前後の班員の意見を決して否定し
ないで、どのように活用していくか。関係場所の地図上への災害発生箇所の表示はどうか。3分間程度の限られた時間の中で、、自治会長や
現場の自主防災リーダーになりきって取り組んだ。リーダーと記録係が決められて状況を読み上げたり、措置を書き込んだり、2時間の過ぎる
のがはやかった、と感じた。

第4回 平成28年2月21日(日)7:00~17:00 埼玉県防災学習センター(実施済み)
防災研収施設見学

 
震度7の体験学習:四つん這いで32秒間我慢


 
煙が充満している中を壁を便りに声を掛け合って数カ所のドアを開けて脱出。

外では人の動きが電光表示されている。



風速30mの体験。めがねは外して。
風速25メートル位から呼吸が大変になってくる。
富士山近くの施設でも観測所の強風体験をしているので
見当はついていた。
風に強弱があったり、風向きが変わると、バランスを確実に崩しそうだ。




モニターの火を見て、大声で「火事だ!」と叫んでから、
安全ピンを抜いて、ホースを炎の根本に向け、レバーを握ると
水が放水され、5人ほどの放水が炎の根本に命中するとモニターの火が
消えるシステムになっている。
放水は消火栓の放水銃や、消火器、実際の火災での消火を経験している上に
防火管理者講習も修了している。「手慣れていますね」との評価があったが、観
察する人も鋭く見抜く者だと思った。


その後は、防災専門官の講義があったが、イエス、ノーカードを持って判断を示すと共に、
その判断の根拠を追求され、みんなの前で説明を求められた。初級講座、中級講座でも
やってきたことなので、あえて、他の人と違う意見を通すようにも少しはしてみた。


例えば、上記のような設問に対して、
YESかNOを判断し、理由を述べることになる。
復興住宅で仮設住宅同様に支援を受けることができるのなら、
結論はわかりやすいが、この設問はそのようになっていない。
実際の復興住宅でも、仮設住宅でも孤独死が多い。
簡単なことではないが、どちらかを選ばなければならないので、
一日でも長生きできるのはどちらかという観点で結論を出した。
案の定、指名されて、意見を言うこ
とになったが、反対意見を
想定しながら、主張するしかない。

第5回 平成28年2月24日(水))19:00~21:00 渋川市役所第二庁舎203階儀室または204会議室
心臓突然死から、命の大切さを学ぶ(AED、CPRの方法を含む)




第6回 平成28年3月2日(水)19:00~21:00 渋川市役所第二庁舎203階儀室または204会議室

災害関連法、被災弱者について学ぶ
Ⅰ 修了防災クイズ
(1) 地震についての問題
 ・気象庁震度階級は何段階か?
 ・戦後の震度7を記録した地震を3つ答えよ
(2) 家にいる時に地震が起きたら場合、最初のとるべき行動は何か。
(3) 震度6以上の地震が起きたとき最も重要なものは何か?
  など、22項目にわたってのクイズ形式の課題が選択し付きで出され、一人一問の回答を求められた。
 大部分は即答できたが、中には記憶が曖昧になっている項目があった。
 例えば(22)救助力の割合は何%か、の課題に対して
 公助は、3%を5%と思ったり、自助・共助は、97%を95%と思ったりで、記憶が曖昧になっていた。
 今後復習を継続しないと一層曖昧になりそうだ。
Ⅱ 自主防災組織は何故必要か。
Ⅲ 防災リーダーは何故必要か。
Ⅳ 自主防災組織の一例
Ⅴ 自主防災リーダーへの期待
Ⅵ 認定後の活動
○ 認定書がらみの写真撮影
○ 一同の記念写真